Matsuyama Municipal Gender Equality Center

松山市男女共同参画推進センター


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平成19年11月に、中学生の子どもを持つ親を対象に
口ではなかなか伝えられない親の気持ちを込めた
メッセージを募集しました。
その一部をご紹介します。



娘へ 元気がいちばん
 あなたが元気に育ちますように。あなたのがんばりが実を結びますように。自分の進むべき道が見つかりますように。いつも充実した心でいられますように。望みはきりがないけれど、あなたが笑顔でいられますように。これが、母の一番の願いです。

 三歳から十年間、ダニやハウスダストに敏感なアトピーになったね。夏でも長袖に手袋をし、親子で夜も眠れず、かゆみと闘い、いつしか治ると信じて辛い治療にも耐えたね。あの時は、かきむしってひどくならにように、怒りもしたね。代われるものなら代わってやりたいと涙もあふれたよ。一日三回の掃除と毎日の布団干し、一週間毎のカーテンの洗濯、母親に出来る最大の努力もしました。

 そして、見事克服。人の痛みのわかる、最後までやり通す強い意志の持ち主になってきたね。あなたらしい視点で物事を見つめ、伸び伸びと羽ばたいてください。応援しています。
 娘が生まれた時、ただただ無事に生まれてきてくれたことに感謝した。あれから十四年・・・。人間とは欲張りなもので、「顔はかわいい方がいい」だとか「もう少し勉強ができれば」だとか、自分の遺伝子のことは棚上げして、子どもに無茶な要求ばかりしている。

 その娘が、今、学校で「自分史」なる物を作っているらしく、先日、こんなことを聞いてきた。
「お母さん、これからの私へメッセージってない?」
 しばらく考えて、私が出した答えは、
「う〜ん、これからも元気で、親より先には死なないでってことかな」

 そうなのだ! 結局はこれにつきるのだ! 欲を言ったらきりがない。娘が生まれたときから、ずっと私が思い続けていること。

「Kちゃん、とにかく元気でいてね。そして、これからもいっぱい親子げんかしようね」
わが子へ 大好きな息子へ
 中学生になった君たち二人に毎度、毎回、毎日小言を言うのは、言われる君たちも腹が立つと思うけれど、言う側の親もしんどいんよ。

 幼稚園の頃、「天国に行った金魚ちゃんたちはお空を泳いでいるの」と聞いてきた娘。

 幼稚園の頃、「大きくなったらお母さんに買ってあげるんだ」と言いながら、宝石屋さんのチラシを小さく折って宝物入れにしまっていた息子。

 そういえば小学生の頃、家族でゼンゴ釣りに行って、大きなボラを釣り上げたときはみんなで大喜びだったね。

 そんな親子関係を築いてきた私たちだから、思春期も大丈夫だよね。思春期の君たちには、今の親の気持ちって、たぶん自分が大人になるまではわからないと思うけれど、きっと感謝してもらえる日が来ることを信じて、今の微妙な距離の親子関係を楽しもうか。ほめられる時は素直にほめるけれど、小言も張り切って言うからね。ご期待あれ!
「そろそろ、まんが読むのやめたらどうよ」
「・・・・・・」
もくもくと読んでいる。
「きこえてないわけ?」
「後、もうちょっとで終わる」
しばらく、時間が流れます。
「もしもし、後、もうちょっとはいつやってくるの?」
「もうちょっと」
だんだん母の顔は怒りモードに。
またまた、しばらく、時間が流れます。
息子の態度に変化なし。
「いいかげんにしなさい!」
さすがに本から顔をはずして、怒りモードを探ります。
「さっ、勉強でもするかな」と、まんが本をそのままに、二階に行こうとする息子。
「ちょっとまて、今まで幸せな気分にさせてくれてた、大事なまんが本、ちゃんと本棚にしまって行きなさい」
「もー、うるさいなぁ」そして、その後に出た言葉。
「うぜー」
母の怒りモードは頂点に。
「なに、うざいぃ? うざくてけっこう、うざくて当たりまえ。わたしゃ、あんたにとっていつまでもうざい、目の上のたんこぶで、い・ま・す・か・ら」
闘牛のように、息子の顔に母の顔をくっつけて、背伸びをしてがんばった。

うざくても、うるさくても、いつかそれが感謝にかわるまで、母はきみに宣戦布告し続けますから。



  
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